朝日新聞大阪版に掲載されました。(2016.12.26)
以下掲載記事です
■還暦、おいらもドラマー
貝塚市名越の元織物工場に3月、貸し音楽スタジオをオープンした。「バンドだけでなく、ダンスやだんじりの鳴り物の練習にも使って欲しい」
10年前、織物工場をトランクルームに改築しようと奮闘する姿が朝日新聞大阪版に掲載された。当初は利用客が少なかったが、思い切って料金を相場より下げ、市外からも客を呼び込んだ。工場1棟115室だったトランクルームは2棟約170室に増えた。
開業10年と自身の還暦を控え、「やり残し」があった。20代の頃、バンドでドラムをたたいていたが、中途半端に終わった。トランクルームの一部に防音・防振対策を施し、自身もドラム演奏を再開した。
1人利用なら1時間500円、2人は1千円、3~10人1500円(高校生は1千円)で、高校生らに人気という。スタジオを二つ、三つと増やしていくのが「次の10年の目標」だ。
(中川 竜児)